2018-06-24

全世界的にUFOの日。

イリヤの空、UFOの夏』など読みながら、ぼんやりと一日を過ごす。この本を初めて読んだのは確か中学生の時で、その内容の重さに一度読んで、数年は読み返すのが怖くなってしまった本。

2回めに読んだのは確か高校に入ってからで、大学入学後にはさらに何度か読み返した。今も、この時期になるとやっぱり読み返してしまう。

 

手紙を書いた。

旧い友人にだ。結婚したというからメッセージをということだったけれど、ずっと会っていないその人に何をどのように書いたらいいのかわからなくて、それでも幸せなら嬉しいと、短歌を送った。

 

万年筆を溶かした。

正確には万年筆のインクがしばらく使えていないうちに固まってしまってでなくなったから、中で固まったインクを溶かした。水の中で深い藍が広がって、色を染めていった。それは絹が舞うときのように美しい曲線を描いていたけれど、でも万年筆は使ってあげたいから、こうならないように気をつけよう。それにしても美しかった。

美しかったから、そのまま手紙を書いた。