2020-10-29

ずっとヘラヘラして生きていきたい、とそう思っている。そう書くと、まるで今はヘラヘラしていなくて、だからこそ願っているかのように思われてしまいそうだけれど、そんなことはない。

そんなことはなくて、今もそれなりに十分にヘラヘラしながら、つまりは様々なことを深刻に捉えることなく、ほどほどに向き合って、適度に目をそらして、そんなふうに生きている自信はある。

ヘラヘラしている頭の片隅で、そうはいってもヘラヘラしてられないんだよなというような場面がちらつくことが少々増えてきて、これが加齢によるものなのか、環境が緩やかに変わっていったことによるものなのか、あるいはその両方か、両方だろうな、ヘラヘラするのことを手放しそうになるたびに慌てて自分に言い聞かせている。

 

別に、ヘラヘラしてなくったっていいんだけどさ。いいんだけれど、私はどちらかといえば、ふらふらと、ちゃらんぽらんに、ちゃらんぽらんって初めて書いたけど、そんな感じで生きていきたいから、しがみついてしまう。しがみつくようなものでもないのにね。

ヘラヘラするのが自然体だって思っちゃったから仕方がないんだ、熱量も情熱も真面目さも全部足りてないかもしれないけれど、私は私の幻想にしがみついて明日の夢をみる