2015-08-20(鏡を見るのが怖い)

鏡を見るのが怖いのは現実を見るのが怖いから。鏡を見なければ、自分と目が合うこともない。暗い部屋の中には光は差し込まず、瞼を閉じてもそこに光の温度を感じることはない。

震える呼吸は、震える視線は、相対することを拒むのに、震えている自覚が身を責める。

 

夢で見た波は灰色の灯台を残酷に打ち砕いた。空は真っ青だった。飲み込まれる瞬間はあまりにも静かで、飲み込まれたのだと気がつけなかった。

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