2015-06-24

UFOの日。

そういえばずっと前、UFOを見たような気がする。あれは願望が見せた幻だったか、それともたしかにそこにあった現実だったのか、今となっては何一つ定かなことはないけれど。

家族の誰かも、強情にUFOはあるのだと言い張っていた。あるのかな、あるといいな。遠くの世界の物語を運んできてくれるといい。まだ見ぬ世界というのはそれだけで希望となるから。

 

それにしたって、家族からUFOの話を聞いてからというもの私はずいぶんと屋根に昇る時間が増えた。時には屋根に寝袋を引いて寝たこともある。影響の受けやすさに、信じやすさに笑ってしまう。

 

そう言いながらも、今日も何かを期待しながら空を見上げる。