2015-05-25

夜の真ん中で、例えば学校のプールに忍び込んで君と話をしよう。話すことはなんだっていい。今日見た美しい光景について、あなたの好きな絵について、どんな食べ物がすき?これから先、君は何者になりたい?幸せなのはどんな瞬間?

蒼の夜がすべてを隠して、ただそこに声に出さない笑いを浮かべながら月の横に浮かぶのだ。

 

夜の真ん中で、例えば帰り道、小さく歌を口ずさみながら星の照らす道をあるく。狙ってもいないのに、たまに綺麗に音が重なる。それが楽しくて、一瞬顔を見合わせてはまた歌う。歌は、空気に溶けて遠くの空へと運ばれる。

 

夢のお話。叶わなくとも願い続ける夢の話。

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