2013-09-26 22:29

あぁ、このまま空が落ちてきたら気持ちが良いだろうな、そんなことを考えてしまうほどに朝の空は淀みない碧で、暮れの空は藍で。ほんとうに空にこの身を沈めてしまえたらと思う。 いつも通学している道には彼岸花が花をつけ、目にも楽しい。 不思議と葉擦れの音も涼やかに思える。 夏の間、崩れがちだった体調も最近ではようやく穏やかになり、動かしたいように動かすことのできるこの身体が嬉しい。 先日、以前にメインで使っていたPCの写真を整理していたら修学旅行の時のものが目に留まった。せっかくの修学旅行だというのに、全然友人を写していなくて、景色ばかりを写していて笑ってしまった。今と、全く変わらない。ちょうど紅葉の季節だ。 何枚か、友人を写した写真は後ろ姿ばかりだ。 そんな友人たちの後ろ姿を見ては元気だろうか、変わりはないだろうかと問いかける。 いつか再会した時には、修学旅行の思い出を辿りたい。