2013-08-01 19:26

八月の初めの朝は雨の音とともに目覚めた。 カーテンの隙間からこぼれる光が青みがかっていて美しかったことを薄ぼんやりとした頭で覚えていた。 雨が降っても、光は入ってくるのだ。そして時にはその光が美しいことだってある。 明日は、遠方から母が来る。以前に会ったのは何時のことだったか。 あまり元気な様子でもなかったので、せめてなにか美味しいものを食べれればいいと思い、よく通っている喫茶店へと聞きにいった。 そこにいるお客さんまで巻き込んでちょっとした討論会のようになってしまった。 でも、そうして自分に関係のないことなのに必死に考えてくれていることがとても嬉しかった。 明日、紹介されたお店に連れて行きながら、このことを母に話したい。