2019-03-26

言葉がとても苦しい。言葉をなくして旋律や絵にその全てを預けてしまえればいいのに、と思う時がある。けれども、私はどれでもない、言葉で伝え続けることを選んだ。だから向き合うことが絶対的に必要なのです。

私は、千言を用いて真実を伝える必要はない、万語を操って仔細を伝える必要はない、何もかもを伝えなくていい。

めいっぱいの空白を残して、私だけで完結することのない言葉で、往復書簡のようなやわらかさで、伝えることを諦めずにいよう、そのようにあろう。

千言万語のいちでも、なにかてわたすことができるように。