2018-12-3
ここ数日急激に寒くなって、何をするにも身体が重くなってしまったような気がする。どこにだって行けるはずなのに、すっかり生きていくことが怖くて仕方がない私は部屋の隅でガタガタと震えている。
別に届いてほしい思いなんてない、伝えたいお話なんてなにもない、口を開くことが億劫だ。口にすれば口にした瞬間に何もかもが嘘になるような気がして、全然日本語が話せなくなってしまった。どうしてこうなってしまったんだろう。
わかり合いたいなんて嘘だ、わかってほしいなんて嘘だ、私が何者で、何をしているかなんて、どんな主義主張をもっているかなんて、そんなことは全部どうでもよくて、そういったどうでもいいことのその奥に、何一つないことに絶望してしまう。
どうやって、何を考えて、なんで生きていけるというのだろう。
「贅沢だよ」という厳しすぎるがゆえに少々的はずれな言葉について考えてみても、まあそうか、とおもったり、そんなことはないだろうにともおもったりする。
私がいなくても、あなたがいなくても、あなた達がいなくっても、全部誤差だ、誤差の中で悲しんだり喜んだり忙しい。
退屈しのぎが人生であるならば、もうちょっと楽になればいいのに