2019-07-23

私が最も愛する小説はジャネット・ウィンターソンの『灯台守の話』、私が最も愛する詩はエミリー・ブロンテの『The Old Stoic』。

 

私は、私の生きる指針になる言葉を書きたい。そうしなければ、あまりにも寄る辺なくて、いつかの遠くに縋ることしかできない。それはあまりにも悲しくて、悔しいから。

世の中の悲しみの総量はきっといつだって変わらないのに、情報が手軽になってしまったから、かんたんに届くようになって、それで溢れかえってしまっている。私が私を保っていられるように、望めない、悲しい変貌をしてしまわないように、私の物語がきっと必要なのだ。