2019-07-11

今月に入ってからずっと体調を崩して、寝込んでいたりした。外はずっと雨で、涼しくて、湿度が高い。道路を行き交う車の音と、登下校をする子どもたちの声だけがよく聞こえた。

 

そういえば、「ノストラダムスの大予言」のその滅亡の予言のときから20年も経とうとしているのかと思いだした。当時、年齢的に子どもだった私は、明日来るかもしれないその日を指折り待っていた。どこか、それは嘘(というか、来るはずがない)だろうと思いながら過ごしていたけれど、7月が終わって8月になったときには肩透かしを食らったような、ほっとしたようなそんな感覚があったことを覚えている。

 

恐怖の大王ってなんだったのだろうか。空から降ってくる恐怖の大王。不時着する流星。よくわからない生命体。とてつもない核兵器。想像の及ばない、宇宙の秘密。

 

それを聞いた当時、「大王」という言葉に引きずられて閻魔大王みたいなものを想像していた気がするけれど。

 

今も昔も、滅亡したって構わないと思っている。滅亡するのが人類なのか地球にある生命すべてなのかはわからないけれど、それでも。

 

ゆっくり崩壊していくことに耐えるのは、とても大変だから。