2017-7-13

何になりたいのか、とそう問われて、いくつかの考えが頭の中に浮かんだ。その考えを全部つかまえて、大きな2つの袋に分けたとしたら、わたしはまだ何かになれるのだということと、つくるひとでありたいということの2つにわけられるのだろうと思う。

でもその場でそれはなにも話せなかった。話すことが怖かったのだと思う。2階にあるカフェ風のカレー屋で、炎天下の中人が歩いている姿を眺めながら、曖昧な答えしか返せなかった。カレーの味はもう、忘れた。

曖昧な答えしか持っていなかったのは、それを今、正面から口に出して言えるほどのことをしていないから。いまそれを言ってしまうのは嘘になってしまうような気がして、いつまでたっても中学生のような返事しかできない。

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