2017/4/17

いくつかの意味のあった日付は、それは昔のことで、今となってはその意味を失って日常の中の過ぎていくひとつのいちにちに変わっていく。

そのことを淋しいとは思わないし、ある意味正常なことなのだろうと思う。そうして長い時間をかけて葬送されたそれは、今日みたいな春嵐の雨に紛れてたまに香ってくるくらいで、それでいい。

雨が降ってきた。部屋には雨音と、それと音楽。キーボードを打つ音。かの地では多分まだ桜は咲かない。

 

大人になるなんて。なるなんて。助けてくださいと誰とにもなくくちびるを動かす。誰も助けてはくれない、大人なのだから。

 

「大人なのだから、自分の道は自分でつけなさい」

「あなた自身の幸福はあなた自身で見つけなさい」

「あなたは大人なのだから、大人は楽しいということをその身をもって示しなさい」

 

あなた自身が定義した大人に、あなた自身が成りなさい。

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