2016-10-23

父から何年ぶりかに連絡があったのが一週間と少し前。それには一言だけの返信をした。

なんだかとても仲が悪いみたいだけれど、実際会ったところで多分喧嘩とか、罵倒の言葉を吐いたりだとかそういうことはしないと思う。できない、といった方が正しいのかもしれない。それだけの関係性がない。

父のことを考える時、いつも家族とはなんだろうと思う。

一般的にはただの血縁でしかないのに、それだけなのに、関わり続けなければいけない存在なのだろう。

父は父で、それを知らなかったのではないかと思っている。彼もまた父親の存在をほとんど知らなかったと聞いている。それすら父の口から聞いたわけではないけれど。母もまた父という存在を知らない。

誰も父親を知らない家庭のなかで育った私もまた父親という存在はよくわからない、いたけれど、それは父と呼べないうちにいなくなってしまった。

たぶん、また近いうちに連絡が来る。会いに行くかは、まだわからない。なにを話せばいいんだろう。話したいことは、言ってはいけないことばかりだ。それを言ってしまったらあの人はきっと苦しむ。苦しんだ結果よけいに自体がおかしくなってしまうことだってありえる。

行かない、ような気がしている。

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