20150-08-02
大学2年生の時から、大学院を卒業するまでお世話になった方の「卒業式」。
本当は2月に、私(たち)と卒業のはずだったのに、ずるずると長引いてこの夏まで。これでお終いなんてまだ実感が無いけれど。
懐かしい(なんて、2月に会っているのだから、まだ最近かな)大切な友人たちにも、卒業式を通して再会することができた。
カメラを構えながら、人を撮るのが下手だなあとちょっと落ち込みながら、やっぱりこの空間が大好きなのだと気持ちがこみ上げてくる。たくさん、たくさん、たくさん、たくさん、話したい言葉が伝えたい言葉があるのに、それが燻っていることを私は知っているのに、立ち上がって話そうとすると、どうしてだろう。声が出てこない。
どうしても伝えたかった「私を見つけてくれて有難う」それだけを伝える。
あなたが私を見つけてくれなければ、文章を書くことを諦めてしまっていたかもしれない。読まれることの喜びを知ることができなかったかもしれない。大好きな、なんて言葉では足りない友人たちとも出会えなかった。
あなたからもらった、あふれんばかりのものたちを高く抱いてその背を追いかけます。