2015-07-29

何もかもを諦めないし、手放さない。そういうのは、贅沢かな。贅沢なのだろうな。贅沢のためには対価が必要で、何もかもを手放さないための時間と、(精神的、肉体的)苦痛。

それを越えた先のものを夢見る。美しいと思っていたその先が醜いだけの世界だったという物語は無数にあるけれど、それだって構わない。すべては望んだことで、願ってしまったことだから。引き受けるべきことでしょう?

何もかもを言い訳にしたくないし、何もかもを諦める理由にしたくない。そうまでして今のこの生にしがみつくのは何故だろうと、何度も自分に問う。答えは朧で、何もかもがその答えを支え、何もかもはその答えを支えてはくれない。

全てのことが報われる瞬間がくるかもしれない、来ないかもしれない。

言葉が届いたら、私の勝ち。