2015-07-24

椅子に座って天井を見上げると、おもっていたよりもそれはずっと高かった。部屋の内側からベランダに向けてゆるやかに傾斜がかかっている。

今の部屋で一番気に入っているところはオートロックでもなく、24時間ゴミ出しできることでもなく、この天井だろう。天井と、それを見上げるこの場所までの空間。その空間は物思うのに丁度いい。全ての未来や過去もある気がするし、何もないような気もする、絶妙な距離感。ピントが天井に合うまでの1秒足らずの時間、何もかもを考える。天井を見たら忘れてしまうようなことをすべて。

さっきは思いがけず夕暮れが青かったことを思っていた。

 

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