2013-08-17 17:59

お茶の教室でご一緒している方から 「いろいろな人を家に招いておしゃべりをしたいと思っているのですが、いかがですか?」 とお誘いをいただき、足を運んでみることにした。 20代の私が最年少で、上は多分50歳くらいまで。 それぞれ、編集やデザイン、建築、染め物と働く分野も広く大きく、お話を聞いているだけで楽しかった。 自分の知らない世界を見せてもらうのはとても有り難いことで、 それは特製の物語を聴かせてもらっているような想いだ。 語る表情も楽しげで、ああ、好きなんだな、ということがこんなにも簡単に伝わってくる。 好きを伝えるのは意外に難しく、私なんかはいつも一歩引いてしまう。 自分の好きなものを否定されてしまったら、きっと泣きたくなる。 自信のなさからの恐怖心のようなものだ。 そんなことさえ気にかけない、揺らがない自信だとか、気持ちであるとか、 時間をかけて築き上げてきたのだろう。 私も、時間をかけてでも、そうありたいと思う。