2013-07-30 22:21

何処までが、僕の常識で。何処までがあなたの常識で。 常識と言う言葉は非常に厄介だ。 所属によって、常識は常に流動する。 思えばいつもいつも、それに戸惑っていた。 転校しては、そこには別の常識があり、進学してはまた別の常識、海外に行けばそこにはそこの常識があって、何時だって安定することはない。 でも、そんななかでも自分の中で変わらないものが確かにあって、それこそが「常識」なのではないかと思う。 世間の求める常識と、自分の道標となる常識。 きっとこれらが重なる部分が大きい場所が、自分の救いとなってくれるのだろう。 僕が抱く常識は、言葉を大切にしていくことと、穏やかでいること、そして自分の手の届く範囲を大切にすること。 これだけのはずなのに、どうしてこうも生きづらいのだろうか。